休日に暇を持て余していた。
彼氏とデート行くものかと思っていたら、まさかのお断りのメールでむしゃくしゃしていたこの日、都会の喧騒を離れて、自然を欲していた。
今、会長に必要なのは「海」だ。
そう、海のさざ波、そして、浜辺の砂。この2つが会長を癒してくれるに違いない。とは言っても、一人で賑やかな海で遊ぶのは、少し寂しい気もする。
都心から行きやすく、穴場な海スポットといえば・・・・・・
目指したのは大磯であった。実は、大磯、日本初の海水浴場だそうな。

駅から坂を下り歩いて5分ほどで、海が見えてきた。
サーファー達が波に乗っている。

よし。スニーカーを脱ぎ、浜辺を歩く。

あ、足の裏が熱い!!めげずに海へ。


そして、足を海の波に任せて、ひんやり。
気持ちいい。徐々に、足が砂に埋もれて行く感触は、まるで、自然が存在そのもの受け入れてくれるよう。
都会では満たされきれなかった承認欲求は、これにて解消されていた。
が、その後が大変。
砂だらけの足ではスニーカーは履けない。
裸足で片足立ちしながら、手ぬぐいで砂を取ろうとするも、あともうちょっとで砂を全部落とせるーと言う段階にきて耐えきれず、裸足で両足立ちになってしまい、せっかく拭き取れていた部分も砂だらけ。
ビーチサンダルを忘れてしまったことを激しく後悔したのは言うまでもない。
ま、いっか。
大自然に触れて、寛容になった会長。ちょっとばかしの砂は気にしないで、そのままスニーカーを履くことにした。
海を堪能した後は、近くを散策。
何やら古風な建物が見えてきた。
「鴫立庵(しぎたつあん)」というそうな。


なお、この時は、お腹減っていたからか、「鴫(しぎ)」が「鴨(かも)」にしか見えていなかった。
中へズンズン入る。と、会長を呼び止める女性。
「ご覧になられます?入場料が必要なんです」と申し訳なさそうに、おっしゃられる。むしろ、こちらが申し訳ないことをしていた。
東京から来たことを告げ、300円を支払った。(町内の人は安いようだ。)
俳諧道場であり、お庭にたくさんの句碑が並んでいた。
奥へと進むと、穏やかな様子の仏像さまが迎えてくれた。

海で遊び、散策もしたら、減ったのはお腹。
鴫立庵の向こう側に見えた店「杉本」が気になる。メニューが書いていない。が、営業中とある。
ちょっとの勇気を振り絞り、入ってみる。

鳥料理のお店らしい。
鳥定食とビールを注文。
定食の先付けである鳥わさを、ビールと一緒に持って来てくださるお気持ちがありがたかった。

そして、待ちに待った、定食についている焼き鳥と唐揚げ。

優しい味わいのタレにつけられた、旨みたっぷりの焼き鳥。
唐揚げもまた、サクッカリッとしていて、何個でも食べられてしまいそうな上品な味わい。
次回は追加注文、単品注文して、お酒ももう一杯頼んじゃおう。
おいしいランチ、ごちそうさまでした。

杉本
〒255-0003
神奈川県中郡大磯町大磯1186-2
0463-61-0444
「海のおともに、ビーサンと手ぬぐいはいかが?」