成田山新勝寺、参拝後のごほうびは、うなぎさんとカンパイ。

成田といえば、鰻が有名。
参道を歩けば、職人さんたちが捌いたり炙ったりする様子もちらほら。

成田山新勝寺の総門を出て左手の坂を登ると、右手に「駿河屋」という鰻屋さんが見える。
今回はここにて、うなぎを頂くこととした。

昼酒にてビールを堪能したので、今回は日本酒を注文。
檜の香りがする。樽酒だったのであろう。

せっかくなので、つまみに桜海老の唐揚げも。
予想よりも大ぶりの桜エビだ。カリッとした食感だけでなく、肉感も少しある。
美味しい。

そして、待ちに待った、うな重。
うなぎの肉厚なこと、タレは上品な甘みと旨み。

味に変化をつけてみようと、山椒を。なんと、鮮やかな緑色!
まるでお抹茶のようである。緑色の山椒は実が熟す前のものであるそうな。

ふわっと目が覚めるような爽やかな香りがする。
口に含むと、山椒の特長でもあるピリッとした刺激はあるのだが、甘みがほんのりあって、フルーティーと言っても許されそうだ。

濃厚な鰻と、爽やかな山椒のトッピング。
ご飯も進む。お酒も進む。

歩き疲れて、お腹いっぱい食べるうな重は最高である。

美味しいことは幸せだ、うなぎさんにありがとう。

駿河屋
〒286-0027
千葉県成田市仲町359 
0476-22-1133

「山椒のおにぎりも、おいしいんだよ?」