厄除け串焼き験担ぎ。

あけましておめでとうございます。
2020年の幕開け。

数字的にキリがいいのと、東京オリンピック・パラリンピック開催も相まって、なんだかいっぱいいいことがありそうなのである。

と、おみくじを引いいた結果は「末吉」。
あれれ。
いい大人だって、おみくじの結果が微妙であると物足りなさは感じるもんだ。

加えて、ダウンジャケットのポケットからスマホを落として画面は割れるし。
ちょっぴり凹んだ新しい年の幕開け。

どうにか挽回せねば。
と向かったのは何かとアクセスの良い駅「品川」の港南口方面で見つけたお店、「あわよくばあー」。

おしゃれな串焼き屋さん。

港南口は周遊することがしばしばあるが、おひとり様でいける店が少ないと感じていた。
そんな中で昨年できたばかりピカピカの立ち飲み屋さん。
(奥には座れる席もあるらしい。)
品川へきたときに重宝しそうな予感である。

手前にある立ち飲みテーブルへ。
メニューを拝見。

まずはビール。555ジョッキなので、かなり大きい。
一味入れと比較しても優に2倍以上の高さである。

そして、こぼれスパークリングワインも。

お次に串焼き。
「ししとう」、「トマトベーコン焼き」、「かしら」。


「かしら」は、冷めると固くなるのでお熱いうちにどうぞ、とのこと。
肉の旨みと塩味のバランスが良きかな。

備え付けの「キャベツと生姜の酢漬け」はおかわり自由。
カレー風味のスパイスが効いていて、これだけでもお酒が進んでしまいそう。

テーブルには気になる調味料達。

味を変えてみよう。

まずは赤唐辛子の「レモスコ」。
「トマトのベーコン巻き」にかけてみた。
爽やかなレモンの風味とピリッとした唐辛子の辛さが、トマトの酸味とベーコンの旨みを引き立ててくれている。
美味しい。

お次は青唐辛子の「レモスコ」を「かしら」へ。
先ほどの赤唐辛子より辛さが目立つが、赤唐辛子よりも旨み成分が効いてる気がする。
美味しい。

もう一杯ビールを。
新年なので、縁起の良さそうな埼玉は川越のクラフトビール「COEDO」の「紅白(こうはく)」を注文。
と、店員さんんが不思議そうな顔をして聞き返す。
「紅白(こうはく)ですか?」
ん。
メニューを指差そうとすると、笑いながら店員さん。
「紅赤(べにあか)ですね」

験担ぎしたすぎて、見間違いをしちゃう恥ずかしさ。

これ以上間違えを起こさないよう、そろそろ〆るか。
注文したのは「さっと皮目を炙ったしめさば」。
さっと炙るだけだからであろう。
早めに出てきた。

添えてあるキャベツには四川山椒で味に変化をもたせてみたり。

肝心の「COEDO」の紅赤のお味は。
なんと川越のサツマイモ「紅赤」をビールの仕込みに使っているそうな。
サツマイモの風味がバランスのとれた甘みと旨み、そして爽やかさを醸し出している。
暗めな茶色の見た目とは裏腹に、華やかな味わいだ。

やっぱり美味しい食べ物とお酒で幸せになれるわ、わたくし。
今年もいっぱい幸せになるぞーとの抱負を胸に帰路につくのであった。

あわよくばあー
品川駅
東京都港区港南2丁目5番4号 滝沢ビル1F
03-6260-0890

あ、「ビストロあわ」と同じ経営企業が手がけているお店でした。

次回日記は2020.1.11更新予定。
前回日記はこちら

「あわよくば欲しい調味料たち。」

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