直帰の日の新橋ってすごく魅惑的。
飲まずにはいられなくなってしまうのだ。
そんなわけで、所用を済ませた帰り道。
新橋駅前ビル1号館へと向かう。
地下には小さな飲み屋さんが立ち並ぶ。
ちょくちょくお邪魔している日本酒バー「和酒パブ 庫裏」へ。
昨年オープンしたばかりできれい。
キャッシュオンデリバリーの立ち飲みなので気軽。
おつまみ100円、日本酒45ml/150円〜なので安く済む。
家庭ある身にはありがたい。
しれっと飲んで帰ることができる。
ふふ。
こちらのお店。
19時以降になって来ると、いっぱいの人で溢れかえることもしばしば。
ただ、この日は平日のまだ早い時間。
いるのはどこぞやの会社の会長をやってそうなお年を召した男性2人組のみであった。
1杯目はクラフトビール「ライディーン」のピルスナーを注文。
すっきりしていて飲みやすい。
数分で胃の中に消えてしまった。
おつまみには「男の味噌瓜醤油漬け」、「大豆のお肉」。
ちびちびつまむ。
となると、やはり日本酒が必要である。
飲んだことない銘柄にしよ。
香川の地酒、「主基のさと」を注文。
「シュキノサトください」
とカウンターの店主さん。親切に読み方を教えてくれる。
「これ、スキノサトって読むんですよ。フリガナふらないとわからないですよねぇ」
ひょえ。
そうなのかあ。
知らなんだ。
こってりした味わいにちょっぴりの酸がのっかってて、ほんわかスパイシー。
大豆のお肉と合うような。
と気づくとグラスは空である。
ぬう。
でもなあ。
時間的に夫がそろそろ帰る頃だな。
他のお酒も気になるが、がまんがまん。
帰って夕飯の準備しなくては。
などと、すっかり家庭に入った主婦らしい理由でこの日は帰路につくのであった。
「和酒パブ 庫裏」
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル 1号館 B1F
070-7471-1522
次回日記は2019.11.16更新予定。
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