涼やかな秋晴れの午後。
門前仲町に降り立った。
1番出口を出てすぐ、赤い門が見える。
「成田山 東京別院 深川不動堂」。
そう、こちらには大本山成田山新勝寺の別院があるのだ。
行く予定はなかったのだが、鮮やかな赤門とその先に見える参道が気になり、お参りすることにした。
柄杓で手と口をゆすぎ、いざ参拝。
お堂の中にはたくさんの仏像、ご利益がある橋、クリスタル五輪塔が飾られたい遠離の回廊、四国八十八カ所巡拝所など見所たくさんである。
こうして気分良くお参りさせてもらえたことに感謝する。
どわーっとパワーを感じた気がした。
せっかくなので。
お堂の横にあった「天然貴石入幸福みくじ」もやってみることに。
こんなに気分晴れやかに参拝できたし、大吉かもな。
と開けてみれば末吉。
え。こんなに気分いいのに?
とはいえ、書いてあることは、そんな悪くなかろう。
と読んでみれば。
「小舟が俄の嵐にあう様に思いがけない事で災起る恐れがあります」
うん。
けっこう凹む内容だ。
これは帰りにお清めの酒ですな。
参道を歩いていた時点で実は気になっていたお店。
「折原商店」に向かった。
大好きな日本酒が1杯200円から楽しめる角打ちのお店。
おつまみも安い。
200円の卵焼きと200円の玉こんにゃく。
1杯目は300円のお酒。高知の地酒「いとをかし」。
酸味と旨味が効いててジューシーな味わい。
美味しい。
ペロリと飲み終わり、2杯目。
250円のポテトサラダに合いそうなお酒をお兄さん店員に選んでもらう。
栃木の地酒「松の寿」。
しっかりとした旨味の太い感じがポテサラに合う。
店内には大きな木のテーブルが2つあり、相席が基本のこちらの角打ち。
隣には華やかな若い女性2人組がいると思えば、元気はつらつのご高齢のおじいさま、おばあさまの団体がやってくる。
一方、会長の目の前にはセミナー終わりと思しき中年サラリーマン2人組。
外には地元の方と思しきおじさまが一人で瓶ビールを飲む姿が。
老若男女問わず、皆、楽しそうだ。
と、まだ小学生になったばかりと思しき小さい女の子が店内にやって来た。
お店の方の子どもかしら。
と、女の子がレジに並んでいる。
手には駄菓子がいっぱい。
そうか。こちらのお店にはお酒だけでなく、駄菓子も用意されていたのだ。
下町らしい光景にほんわか。
この気分の良さを夫にも味わってもらいたくて、お土産に4合瓶の「いとをかし」を購入することに。
だいぶ、満足感が高いお散歩で気分はるんるん。
が、まだまだ飲み足りてはいない。
次なるお店へと向かった。
「折原商店」
東京都江東区富岡1-13-11 折原門仲ビル1F
03-5639-9447
次回日記は2019.10.5更新予定。
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