ミッドタウン酒 –後編–。

ずっと行きたいーと思ってた立ち飲み屋さん。
立ち呑み三ぶん」。
立ち飲みといっても、本格的な割烹料理を楽しめるのだ。
うむー気軽に割烹料理なんてステキ。

休日ということもあり、カウンターにはたくさんの人が。
でも気づいた。
男性一人以外みんな女性客なのである。
一人でも女性でも行きやすい、ありがたき割烹料理屋さん。

カウンターの奥へと通される。
お酒を飲む前に素敵なお心遣い。
お出汁で作ったちょこんとした器に盛られたお粥の登場。

米の甘みとお出汁の旨味。
その上品な味わいにほっとする。

一杯目は岐阜の地酒、「恵那山 純米ひやおろし」を注文。

酸味とずんとした旨味があるような。
お味噌料理と合いそうだ。
というわけで「アケビ味噌炒め」を注文。

味噌でごまかさず素材の味が生きてる。
大人の渋みが効いた茄子のような味わいにこってりとした味噌の上品な味わいがよく絡む。
これが割烹料理なのか。
自宅じゃ再現できる気がしない。
すごい。

わくわくしながら他のメニューも眺める。


どれも魅力的。
メニューにのってないお料理として、ご案内あったのは
はまぐり、生牡蠣、キンキ、秋刀魚。
季節感じる素材たち。
目の前の桶に素材がどんと乗っているものだから、よだれ出そう。

何を隠そう、会長は牡蠣が大好き。
特に生牡蠣なんて何個でもたべれてしまいそうなくらい好き。

というわけで、生牡蠣も。

席に届いたのがぷっくらした殻付き生牡蠣。
一人で内心大興奮だ。
丸くて破裂しそうに艶やかな様子を見ただけで、おいしい牡蠣というのがわかりますがな。
一口でつるっとすする。

食べてみれば、プリッとした食感のあとにとろけるクリーミーな味わい。
お、おいしいよー。
スーパーでは入手できない牡蠣の味だわ。

2杯目は福島の地酒、「楽器政宗」。


複雑な味わい。
独特だ。

というわけでジャンクそうなおつまみも。
「合ガモマカロニ明太マヨ」。

ジャンクでもない。
やっぱり上品な味わいである。

ううー食べ物美味しすぎて、どんどん食べちゃう。
よっしゃ。
〆に「太刀魚リブロース巻き」。
なんのこっちゃ。
どんなお料理かもよくわからずに、頼んでみる。
と、きてみてびっくり。

太刀魚を、肉のリブロースで巻いている。
衝撃。
魚を肉で巻いちゃったよ。
ううー美味しい脂ののった肉にぎゅっとしたお魚の旨味。
たまらん。
となりのお客様からは思わず「美味しそうー」との、心の声が漏れている。
ですよね。

見た目にも味にもこだわったお料理に大満足な休日でござんした。

あ、三軒めのミッドタウンはしご酒はこちらもおすすめですよん。

立ち呑み三ぶん
100-0006
千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階
03-6273-3359

次回日記は2019.10.26更新予定。
前回日記はこちら

「和食はお出汁が大事だし。」

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