贅沢ごはん日本橋。

日本橋がけっこう好きだったりする。

母の影響である。
特に日本橋の髙島屋によく行く。
母はここで買い物をするのが好きだ。

日本橋というと、どことなくご高齢者の方々の街というイメージがあった。
確かにショッピングを楽しむ人には年配の人も多い気がする。
しかし昨年には髙島屋もリニューアルオープンして若者向けのファッションブランドも増えた。
アラサーでも楽しく買い物ができる街なのだ。
アラサーは若者と言えるかはさておき・・・・・・。

人様へのプレゼント選びには日本橋に足を運ぶこともしばしば。
この日は夫のお母様のお祝いの品を買いに日本橋へ。
(あ。結婚しました。)

女性へのちょっとしたプレゼントにオススメしたいのがフェイラーのハンカチなのである。
フェイラーは一昔前までは、おばさまなイメージの強いブランドであった気もするが、最近はそんなことはない。
声を大にして言いたい。
可愛い柄が増えているのだ。

無事、お母様のプレゼントを買い終えたところでお腹が減っていることに気づく。

日本橋に来て財布の紐が緩む会長。
よし今日はちょっと贅沢に。

てな訳で向かったのは穴子の名店「玉ゐ」。

こちらの太巻きは何度かお土産で購入したこともあるし、姉妹店で飲んだことがあるが、本店で食すのは初めて。
ちょっと敷居が高いイメージだったので、ドキドキしながら入店。
カウンター席が用意されてて少し安心。

さらに女性客や男性客のお一人さまもちらほらやってくる。
が、さすがは名店。
予約が入っているそうで、時間は1時間でお願いしますとのことであった。

ひとまずビール。

お通しの時点で穴子。
嬉しい。
ふわふわの穴子をぐびぐび流し込む。

日本酒、高知の地酒「船中八策」。
華やかでも旨味もあるお味。

で、おつまみには「れんこんのなめろうはさみ揚げ」。

なめろうを揚げちゃうお料理は初めて。
歯触りのよい蓮根と、ほかほかのなめろうが妙に合う。

そしてそして待ちに待った穴子の「箱めし」。
こちらは「煮上げ」と「焼き上げ」の2種類から選べる。

うーむ。
迷った挙句、優しい味がしそうな「煮上げ」を注文。

うう。美味しい。
あったかご飯に柔らか穴子と旨味たっぷりの甘いタレ。
はあ。いかん。
このまま行くと食べ終わってしまう。

そうそう。
こちらの箱めし。
お出汁がついていて、〆にはもれなく出汁茶漬けにして楽しめるのだ。

うう。
また風味が変わって胃に優しいお味に。
心身ともにほっとする。

ひゃあ。
贅沢な一日を過ごしたなあ。
こうして、高級穴子を食べたことを夫には秘密にしつつ、しれっと帰路につくのであった。

日本橋 玉ゐ 本店

103-0027
東京都中央区日本橋 2-9-9
03-3272-3227

次回日記は2019.07.27更新予定。
前回日記はこちら

「穴子さん。」

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