初めての北千住飲み –後編–。

商店街を歩いていると気になるお店が。

木枠の小窓から見えるのは、アンティークっぽいネックレスにインディアンブーツのみ。
店内の様子はわからない。
何のお店だろう。

ほろ酔いの頭でドアを開けてみる。
中にはたくさんのシルバーアクセサリー。

聞けばインディアンジュエリーの専門店だそうな。
とは言っても、ジュエリー以外にもたくさん気になる雑貨があった。

まずは、カラフルな木製の容器。

まん丸お顔の中に、横棒の目とニコッと笑う口のキャラクターが描かれている。
「サンフェイス」というインディアンで信仰されている太陽神らしい。
こちらの容器は、種を蒔くためのものだそうな。
ネズミに種を食べられないように保管しておく一方、容器の下にある穴を開ければ種を撒ける仕組みになっている。

と、その横に気になるオブジェが。

せむし姿の笛吹く精霊、「ココペリ」である。
笛を吹くことで豊作や子宝をもたらすと言われており、幸せの象徴にもなっているそう。

もういっちょ。
カラフルなカオナシみたいなオブジェ。

こちらは雨を司る神様、「ロングヘアカチーナ」。
愛らしいデザインではあるものの、先ほどのサンフェイスとは対照的に陰鬱な雰囲気が漂っている気がする。

インディアンたちのアニミズムの世界観を聞いているうちに、何やらお土産が欲しくなってしまう単純頭の会長。

が、可愛いものがありすぎて選べない。

シルバーアクセサリーを買うのか、インディアンたちのお守り「フェティッシュ」を買うのか、オブジェを買うのか、バッグを買うのか。
とてもじゃないが、すぐには決められなさそうだ。
家でじっくり考えてから後日また来ることにしよう・・・・・・。

店を出て、すぐ近くに童話にでも出て来そうな可愛らしい様子の居酒屋さんを発見。

ここで〆ようと入店。
火曜はレディースデイらしく、何とドリンクが半額になるそうな。
ラッキー。

店内はたくさんの草木花のオブジェが飾り付けられていて、森に迷い込んだみたいな雰囲気である。
なのにカウンター越しには大量のカクテルが。

童話の世界に入り込んだら、急に酒。

そんなギャップが素敵である。

お通しには水餃子。

つるっもちっとしてて美味しい。

そして〆には「坦々カルボナーラ」。

かなりユニークな味わい。
そもそも坦々とパスタって時点で面白いのに、さらにカルボナーラ風味が加わるものだから、予想の斜め上をいってた。

大衆酒場から始まったかと思いきや、インディアンの世界やら、童話みたいな世界やらで、異世界を満喫した北千住の旅なのであった。

BRONCO
120-0034
東京都足立区千住3-47
03-5926-5468

だいにんぐZaPot
120-0034
東京都足立区千住3-69-2
050-3467-3448

次回日記は2019.11.30更新予定。
前回日記はこちら

「インディアンうそつかないはうそらしい。」

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