新橋女一人はしご酒。−其の2−

熟成古酒処」の店主にオススメされたお店。
まだお仕事がんばってるサラリーマンもいるはずであろう時間なのに。
すでににぎわっている。
カウンターには人がぎっしり。

優しそうな女性店主が明るく迎えてくれる。
その笑顔を見て、人が呼び寄せられるわけがわかった。
癒し系のお店なのだろう。

メニューを見ても癒される好物のものがいっぱい。

どれにしようかしら。
先にオーダーしたドリンクを飲みつつ、食べ物で悩む幸せ。

お。これは頼むっきゃない。
と興奮してしまったメニューは麻婆豆腐。
辛いものが大大大好きなのである。

注文時には「辛いけど大丈夫です?」と確認してくれる優しい店主。
間髪入れずに「辛いの大好きなので大丈夫です!」と答える会長。

その会話の流れから、「よかったらこちらもどうぞ。辛くてオススメの唐辛子ですよー」と調味料も出してくれた。

麻婆豆腐を待つ間、別のおつまみに唐辛子を振りかけて辛さを堪能する。

たしかに通常の唐辛子より辛い気がする。
これは麻婆豆腐が楽しみである。

カウンター越しに見えるキッチンでは黒い土鍋でグツグツと麻婆豆腐を作る様子が伺える。

と、隣のおじさま。
「ああーこの匂いは麻婆豆腐だな。旨そうだなー頼みたくなっちゃうなあー」

常連さんと思しきおじさま。
こちらのお店の麻婆豆腐が好物らしい。

そして、待ちに待った麻婆豆腐が到着。
煮立ってる上に真っ赤っか。
激辛好きにはたまらない感じ。

一口食べる。
か、辛いー旨いー。
痺れる辛さだけじゃなくて、お肉と豆腐の旨味もきちんと出ているのだ。

隣のおじさま。
「辛いでしょ、でも旨いんだよねー。すぐ頼みたくなっちゃう」

強く共感する会長。
辛旨なメニューには糖質が欲しくなる。
というわけでご飯と日本酒も注文。

初めて飲む日本酒「生粋左馬」。

賢そうな馬だな、と思って頼んだわけだが、その名にふさわしく、上品な甘さと旨味がほんのりするものの、すっきりとシャープな切れある味わいであった。

お酒も料理もたらふく堪能してからはお会計。
と、その金額にびっくり。
お腹も心もこんなに満たされてるのに、3,000円程度で収まった。
(会長の場合、暴飲暴食した日は5,000円突破しちゃいがちなのです・・・・・・こらこら。)

なんて良心的なお店。
仕事帰りの疲れも吹っ飛ぶ満足度。
気持ちよくなりつつ、次なるお店に向かうのだった。

つづく。

かずみんや
105-0004
東京都港区新橋2-21-1新橋駅前ビル二号館B1
050-3554-1790

次回日記は2019.6.1更新予定。
前回日記はこちら

「家の食器棚の奥で眠っていたのは・・・・・・。」

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