また行こう行こうと思って、行けずじまいだったお店。
お兄さん、覚えてくれているだろか。
美味しいお酒と優しい味わいのお料理が楽しめる「サンピーヌ」。
前回はお酒好きのお兄さん店員の説明を横に、やっぱりお酒好きのお姉さんと楽しく飲んだ、ひじょーに居心地のよいお店なのだ。
店を開く。
お兄さんと目が合う。
あっと反応してくれる。
覚えてくれていてありがたい。
早めの時間に到着したこともあり、貸切状態。
店の端っこに陣とった。
安定した旨さの国産キャビア。
これがお通しで出てくるとは、テンション上がる。
お酒のメニューも毎回変わるので、楽しい。
メニューに目を通す。
前回とは違うお食事をいただくことに。
まずまず気になったのは、おでんメニューの「ねぎ袋」。
どんなもんだろう。
と出てきたのは、ふっくらお揚げ。
お箸を通せばねぎがだくだく出てくる。
斬新なお名前の通りのおでんだ。
お出汁がしみてておいしいー。
優しい旨味にほんわか。
今回は珍しく、ジンも注文。
色々とオススメのものを出してくれるお兄さん。
禁酒は病気しない限りしない、と断言するくらいのお酒好きの方で、毎日色々な種類のお酒を飲むみたい。
信頼が置けますな。
どれにしようと、まずは蓋を開けて香りを確かめる。
国産ジンを飲むのは、人生初めてかも。
注文したのは辰巳蒸留所が造る国産ジン。
お兄さん曰く、30代の男性が造り手の国産ジンで、最近人気急上昇中らしい。
ラベルもかわいい。
肝心のお味はというと、クワッとしたアルコール臭はなく、ストレートに素材の味が生かされているような爽やかなお味。
ずっと香りを楽しんでいたいジンなのである。
お腹減っていたので、炭水化物も投入だー。
キーマカレーとうどん。
どっちもうまいー。
キーマカレーはジャコ入りの和風なお味。
と、楽しい時間を過ごしていると、カウンターキッチンに一人の女性がやってくる。
こちらのお店のオーナーであるお姉さんだそうな。
一見、可愛らしい感じなのに、片手にはがっつり中身がお酒にしか見えないグラスが。
聞けば、がぶ飲みできちゃう一升ワインを氷ぱんぱんのグラスに注いだものだそうな。
おいしそう。
暑い日なら一気飲みしちゃいそう。
お姉さんも一人飲みをすることは多いそうで、オススメのお店を色々と教えてもらった。
その後は〆のおつまみへ。
獣臭いものが好きなので、鹿のソーセージ。
が、予想を反して臭すぎず、肉の旨味が効いてジューシー。
ちびちび食べる。
ついでに出汁割りのお酒。
旨味系のお料理に旨味系のお酒は危険。
飲みすぎちゃいそうである。
だが、安心してくだされ。
飲みすぎちゃっても、こちらのお店にはおいしいノンアルカクテルがそろってる。
この日飲んだぶどう酢、酸っぱさと優しい甘みが疲れた体に効くようでしたよ。
のんある気分な女性でもおすすめ。
またふらっと立ち寄ること必須なお店なのでした。
「サンピーヌ」
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1丁目22−23
03-6886-9437