船橋女一人酒デビューの日。
2軒目に向かったのは、お目当ての日本酒立ち飲み屋さん、「立ち飲み 日本酒 2。2坪」だ。
覗くと、すでにお客さんでにぎわっている。
美人ママがお一人で切り盛りされているようだ。
人でひしめき合うカウンター。
奥に少しだけスペースがあったので、そこに着く。
メニューに目を通す。
好きな銘柄がいっぱいある。
ジューシーな日本酒にしよう。
と、注文したは群馬の地酒、「町田酒造」。
旨味がしっかりしているものの、程よい甘さと酸味があって好きなお酒。
なんと、口開けでした。
(口開けとは、開栓前のお酒を初めて開けることです。)
初めてきたお店で、口開けでお祝いされた気分。
飲んでみると、開けたてだからか、ピチピチしている。
「ああ、ピチピチしてますね」と思わず発する。
美味しい。
この声が聞こえてたのか、一つ向こうのお客さんも、同じものを注文していたようだ。
「ホントだ、ピチピチしている」との声が聞こえてきた。
ちなみに、口開けなりの良さがあるからと言って、明けてから時間が経過した日本酒が良くないわけでは決してない。むしろ、時間が経つ方が旨味が増して美味しくなることの方が多い。
口開けだと、まだ空気にあまり触れていないので、酸味がしっかりしていたり、少し微発泡感があったりすることも多いのでフレッシュなのは確かだ。
一方、開けてからしばらく経っているお酒はお酒で、味わいがまろやかになり、落ち着いた旨味が出てきたりもするので、それはそれで美味しい。
どちらも魅力的な味わいだ。
気になる方は、自分でお酒を買ってみて、開けたての味と開栓してしばらくしたお酒とで味比べしてみるのをオススメする。
隣の方も、よく日本酒を飲まれるらしい。
勤務地は都内なので、都内で飲むこともよくあるそうな。
オススメの店を教えていただいた。
その後、お客さん同士で似ている芸能人の話になる。
この日は、松山千春似のおじさまや、何かと話題の剛力彩芽に似ている20歳のお姉さんがいた。
そして、的は会長に。
美人ママが何やら悩ましげに会長を見る。
「あの、モノマネする芸人に似てるよね?ほら、梅なんとかっていう・・・・・・」
だ、だれだろう。
スマホで検索する美人ママ。
「あ、この人だ。梅小鉢の高田」
ん、この人(左)か。
び、びみょうだ。
美人でもなく、不細工なわけでもなく・・・・・・。
お客さんは、うーん似てるかな、という反応している人もいれば、ああ、これだと似てるかなーという反応をする人もいる。
忘年会では、菅野美穂の真似をする梅小鉢の高田の真似をすることをオススメされた。
菅野美穂には決して似ていないのがざんねんである・・・・・・。
仕切り直して、福岡の地酒「山の寿」を注文。
合わせて、酒粕クリームチーズも。
隣の方が反応する。
「あれ、これは知らない日本酒だなあ」
「こちらは女性社長の蔵が造っているお酒なんですよー、華やかだけども旨味もあっておいしいですよ」とオススメする。
こちらのお店はこじんまりとしているからか、不思議とお客さん同士の距離が縮まって会話が始まりやすい。
隣の方曰く、
「日本酒飲むなら船橋で一番オススメのお店です」とのこと。
美人ママに聞けば、定期的に日本酒も入れ替えてるので、いつきても、新しい味が楽しめるそうな。
日本酒好きにはたまらない。
また、船橋遠征しちゃおうかな。
と、千葉県の夜の魅力を知った日なのであった。
立ち飲み 日本酒 2。2坪
273-0005
千葉県船橋市本町4-42-14
090-6009-8764